Hiro×府城男児

平成28年9月から始める大阪での留学生活を記録し、台湾での出来ことを語る。

バイトに、 本気を出す必要はあるの?

僕は台湾で一年間余り、
飲食店でバイトをしていた。
その店は、日本にはないらしい。

僕がバイトをしていたのは、
自在軒(zi4 zai4 xuan1)という店だ。
http://www.easehometw.com )

普通に言うと、
こんな飲食店には、
タピオカミルクティー、
緑茶、紅茶、冬瓜茶などが、
売られている。

だが、
うちの店では、
鍋焼き意麺(鍋燒意麵/guo1 shao1 yi4 mian4)や、
焼き食パンも売られている。

一年が経とうとする頃、
僕はふっと思った。
いったい、
給料の額が違えども、
バイトに、
本気を出す必要はあるのか。
僕は真剣に、
この問題に悩んでいた。
そして、
たどり着いた答えは、
「ある」

今のバイトはただの食品サービス業、
僕の未来の仕事には一切関係ない。
なので、
なぜ本気を出す必要があるのか。
それは、
自分のためだ。
ボスのためでも、
客のためでもなく、
自分に、
責任を負うのだ。

何故なら、
「はじめしゃちょー」の動画を思い出した。
(​https://youtu.be/h-fmJUlWlRw )

「意味ないと思っちゃうかもしれないけど
意味ないことにしっかり頑張れるやつって
多分強いですから
そういう勉強とか
そういうちょっと楽しくないこともしっかり頑張れる奴が
人生にも頑張るんじゃないかなと思います」と。

「はじめしゃちょー」の話に同感する。
正にその通りだ。
同じ給料がもらえるといっても、
自分の仕事に対する真剣さ、
自分の仕事に注いだ情熱、
全然桁違うんじゃあねぇか。(ジョジョ式口調)

確か、「獅子博兎」と言う諺がある。
獅子が兎を狩るのにも全力を尽くす。
バイトでさえ、
全力で取り込もうとする人しか、
「獅子」になれないと、
僕は思う。

それに、
ただで給料をもらうなんて、
天に、地に、
自分の良心に、
恥を感じないのか。
と、思わずにはいられない。

孟子が曰く、
「仰不愧於天、俯不怍於人。」
「仰いで天に愧じず、俯して人に怍じざる。」

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Nahoさん、minminさん、Roseさん、
ありがとうございました。
改めて書き直しました。

http://lang-8.com/kakukangen/journals/305971814130954497007644482743399730896