Hiro×府城男児

平成28年9月から始める大阪での留学生活を記録し、台湾での出来ことを語る。

台湾人の僕は中国語が嫌い

また見出し詐欺

 

中国語が嫌いとはいえ、

僕は台湾語漢文が好き、

嫌いなのは、

普通話だけ。

 

僕が基本的に、

コミュニケーションできる言語の、

(英語はへたくそ、勉強中なんだけど)

お気に入りランキングは、

1.漢文(文言

2.日本語(共通語)

3.閩南語(台湾語)

4.中国語(国語)(白話

(ぜひリンクを押してください)

 

何故なら、

格好よさだよ。

珍しければ珍しいほど格好いいよ。

語感というか、

発音というか、

自分でもよくわからない。

 

ただただ、

家族と話すときは、

必ず台湾語で話す。

日記を書くときは、

絶対日本語で書く。

好きな本は、

ほぼ漢文で書かれているもの。

いずれにしても、

中国語を使う気はない。

 

歴史的に見れば、

日本統治時代に、

(リンク押してほしい)

台湾人は元々、

台湾語や、

客家語や、

日本語などで、

コミュニケーションしていた。

 

だが、

1945年、中華民国が来て以来、

その”國語運動”のせいで、

(リンク押してほしい)

台湾人は、

ほぼ日本語ができなくなり、

若者も台湾語が喋れなくなり、

ただ、中国語しか話せないようになった。

 

多分このために、

僕は中国語が嫌いなのかもしれない。

 

実は、今でも日本に統治されてもよい。

 

台湾が好きだからこそ、

中国語を使わずに、

できるだけ、

台湾語で話すことが、

僕の流儀だ。

 

最後に、

漢字最高!

正体字に限るなぁ)

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tanabata2720さん、A.Eさん、Masatoさん、1313さん、
ありがとうございました。

http://lang-8.com/kakukangen/journals/230626719726768827302811785376447332593

壱、混沌出世 大鳳慈悲 / 壱章の始まり

壱章は「神に選ばれた人の殺された物語」と書こうと思います。

副タイトルは「誤ったこの世界と戦い続ける」です。

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序章の続き

朝の太山(たいざん)は、
雲に呑まれ、
日が差さないために、
霧が濃く、
水気が漂い、
真っ白くなっている。
山頂は、
妙に静かな様子である。

 

静かなところに、
ぴゅーぴゅーと、
空気が鋭く裂かれた音がした。
音の元を辿っていくと、

銀色の閃光が目に入る。

それが、

一人の少年が剣を舞う様子である。

 

少年の顔は閃光に囲まれ、

よく見えないが、

その剣はおおよそ三尺以上の長剣であり、
銀色の刀身に、
寒光を放っている。

 

少年の舞う剣は、

もっと速くなった。

鋭い波動は

風に挟まれ、

ひらりひらり、

木の葉が散らされている。

 

剣風とともに舞い散る葉と塵。

少年の周囲に、

時に銀光、

時に土に呑まれ、

ごろごろ、

石ころは風圧に晒される。

 

ふと、

銀光が輝き、

舞う葉と塵は竜巻となり、

天の彼方へ飛び去った。

少年は六十四式の太極剣法(たいきょくけんぽう)を演じ切った。

 

「平(へい)、随分と成長したな。」

と、一人の老人が笑い、語った。

「師匠の足元にも及びません。」

と、少年が老人に頭を下げ、返事をした。

 

つづく

零、四象和合 仙人降臨 / 序章後編

「老師はどなたじゃな、わしには見覚えがありません。」
「貧道(ひんどう)はあの山から来た。お孫さんに贈り物がござる。」
と、その老人が遠い山を杖で指した。

村長が、
その杖の先を沿い、
窓から眺め、
月の光に照らされ、
星の下にある山の影は、
高く、険しく見える。

すると、
村長の顔が不思議な表情になった。
「まさか、
老師は太山(たいざん)の
「雲上行(うんじょうこう)」酔月道人(すいげつどうにん)なのかね。
わしは目が利かぬのじゃ。」
(莫非道長可是居於太山上的「雲上行」醉月道人,老夫可真是有眼無珠。)
「貧道のことでござる。虚栄心から名乗るに及びませぬ。」
(正是貧道,虛名不足掛齒。)

酔月道人と言えば、
まずは、
太山から説す。
太山という山は、
宇宙万物が混沌してる状態で、
初めて現れた巨人のハンコの、
死骸の頭で形成されたものである。
千万年の月日を経て、
太山は天地の霊気を吸う。
従い、
修道する人は、
徐々に太山に集まっておる。

酔月道人は二十歳のころ、
この塵俗に飽き、
両親の葬式をきちんと果たすと、
一人で太山にて修道を始めていた。

「この子はシユウの生まれ変わり、
この世に痛みを与えようとし、
再び、
この世に転生した。
ゆえに、
貧道は全身全霊を尽くしても、
惨劇を防ぐべきでござる。」
と、酔月道人は目を顰め、額に皺ができた。

すると、
酔月道人は袖の中から、
一つのものを出した。
「これは貧道が十数年の月日を経て、
太山の精気を注いでいたものでござる。
いざとなれば、
この子の運命を変えるかもしれん。」
と、酔月道人は不安な口調で話した。

いったいこれはどんなものですか。

壱章につづく

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Judaさん、
ありがとうございました。
http://lang-8.com/kakukangen/journals/193474792427372748096553565947518111440